
内視鏡には鼻または口から挿入する胃内視鏡と肛門から挿入する大腸内視鏡の二種類があります。
それぞれ、食道・胃・十二指腸を内視鏡(ハイビジョンビデオスコープ)を用いて直接観察し、潰瘍・ポリープ・炎症・がんなどの病気を見つけ、適切な治療方針を立てることを目的としています。
こんな症状でお悩みの方
・腹部の痛み
・胃の不快感、胸焼け、のどまたは胸のつかえ感
・吐き気、嘔吐
・黒い便が出る、便に血が混じる
・貧血を指摘されている
・体重が急に減った
・バリウムによる胃の検診で異常を指摘された
胃内視鏡
- 検査日
月・火・水・金・土の午前
- 所要時間
胃内視鏡: 検査時間は10~15分程度です。検査後、鎮静剤を使用した方は、1時間程度当院のベッドでお休みして頂いてからご帰宅になります。
問診や検査の前処置、検査後の医師の診察が必要です。基本的に喉の麻酔のみで行います。ご希望があれば鎮静剤を使うこともできます。その場合は当日の車の運転はできません。
- 注意事項
前日の注意事項
胃カメラ検査前日の夕食は、消化に良いものをお召し上がりください。
夜9時から検査終了まで絶食です。(お水、お茶は飲んでもかまいません)
当日の注意事項
胃カメラ検査当日も絶食です。(お水、お茶は飲んでもかまいません)
袖口や足口がまくりやすい、ゆったりとした服装でお越しください。
※血液の流れをよくするする薬(ワーファリン・パナルジン・プレタール、アスピリンなど)を飲んでいる方は、検査前にあらかじめ申し出てください。(お薬手帳がある方はご持参ください)
検査後の注意事項
検査の後、まれに目がかすんだり、ふらついたりすることがありますので、お車・バイク・自転車での来院はご遠慮ください。可能であればご家族のお付き添いの上、ご帰宅ください。
その他の注意事項
胃カメラが終わって1時間程喉の麻酔の作用が続きます。その間に食べたり飲んだりすると、気管に入ってしまう事があって危険です。1時間たったらお水を一口飲んでみて普通に飲み込めることを確かめてから飲食を開始して下さい。
- わかる病気
・食道疾患
逆流性食道炎や食道炎、道潰瘍、食道癌、食道静脈瘤、など
・胃疾患
急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃粘膜下腫瘍、胃ポリープなど
・十二指腸疾患、十二指腸潰瘍など
胸やけ、つかえ感、胃の痛みなどの症状がある方、または胃癌などがご心配な方、ご家族に胃の病気がある方などはお気軽にご相談ください。
大腸内視鏡
- 検査日
水・金・土(1回/月)
- 所要時間
検査時間は30分程度です。検査前日に下剤を飲みます。当日には腸管洗浄液を約2リットル、約2時間かけて飲みます。ご希望であれば院内で飲むこともできます。
問診や検査の前処置(個人差があります)ので、全体的なお時間は約半日程度になります。
当日は車の運転はできません。
- 注意事項
前日の注意事項
大腸カメラ検査前日の食事は消化の良いものを食べていただきます。予約時に詳しい説明があります。
夜9時から検査終了まで絶食です。(お水、お茶は飲んでもかまいません)
当日の注意事項
大腸カメラ検査当日も絶食です。(お水、お茶は飲んでもかまいません)
ご自宅で検査前下剤をお飲みになる方は、便意が落ち着いてからご来院ください。
※血液の流れをよくするする薬(ワーファリン・パナルジン・プレタール、アスピリンなど)を飲んでいる方は、検査前にあらかじめ申し出てください。(お薬手帳がある方はご持参ください)
検査後の注意事項
検査の後、まれに目がかすんだり、ふらついたりすることがありますので、お車・バイク・自転車での来院はご遠慮ください。可能であればご家族のお付き添いの上、ご帰宅ください。
その他の注意事項
検査後のお食事は刺激の少ない消化に良いものを少しずつおとりください。検査のみの場合は、翌日からはいつもどおりの食事になります。
検査当日の入浴はシャワー程度にしてください。
- わかる病気
大腸癌や大腸ポリープ、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)、過敏性腸炎、虚血性腸炎、偽膜性腸炎、肛門疾患(痔核、裂肛、痔瘻)など
大腸癌などがご心配な方、ご家族に大腸の病気がある方などはお気軽にご相談ください。